土いじり
泣く泣く畑を撤収しました。
なーんにもわからない状態から本とグーグル先生を頼りにとりあえずはじめてみた去年の11月。
化学的な肥料や変なものを使わず、
もともと自然界にあるものだけで育てるいわゆる有機栽培というやつで、
虫もミミズも微生物もうちのボーイズもみんな一緒に共存。
見栄えはさておき、美味しく食べられるまでによ育ってくれたかというと…
いちご○、たまねぎ○、水菜○、ミニトマト○、ニンジン△、コカブ×、ナス○、大豆(えだまめ)○、バジル○、パクチー○、きゅうり×、
毎朝に近いくらい畑に寄ってあれこれしたおかげでたくさんの美味しい野菜が出来てくれた。
初めて自分で作った野菜を食べたあの瞬間の感動と幸福感はきっとずっとリアルなぬくもりを伴って自分の中に残るんだろうな、
と感じていていとありがたやー。
腰痛くなるし暑いし蚊に刺されまくるし草むしり大変やしやけど、めちゃくちゃ楽しい。
引っ越しても土いじりは必ずまたすぐにしよう思っている。
大豆を育ててお味噌と醤油を作りたい。
お米も作ってみたい。
それを家族や仲間と一緒に食べたい。
うん、やるしかない。
旅をする
こんにちは、サニーです。
はじめて名乗ってみた。
自分でサニーて言ってみた。
どうかな?(なにがや)
僕は自分の好きな地域でいわゆるゲストハウスもしくは農家民泊と呼ばれるようなものをやって、好きな人たちと好きな暮らしかたをしていくことを急がず焦らず目指しています。
「ゲストハウスをやりたい!」という人は今とても多いけど、僕は“ゲストハウスが目的”なのではなくあくまでも理想を実現するための手段やカタチのひとつとしてのゲストハウス。
なので別にこだわってないし、違うカタチでもぜんぜん良い。
大事なのは、人や自然と本当の意味で心通わせて心豊かに過ごしていける場所いくこと。
そのためにやれることやりたいことは少しづつやけどやっていく。
とか言いながら、
10月からまさかの東京の新宿で働くことにしました。
会社を辞めることも、辞めずに地方でリモートワーク的な働き方することも、一旦ぜんぶ白紙にし東京本社へ転勤というかたちで。
田舎と真逆の、日本で一番人が多いであろう新宿を拠点にしてまずは2年を目処に働きます。
あえてコンクリートジャングルに飛び込んでみて、そこから逆視点で“自然”や“人”というものを感じてみます。
そしてそこでもう一度自分の感覚と想いを確かめてみます。
知識もスキルもビジネスセンスも全くないところからのことなので、東京でイチからいろいろと修行します。
東京(新宿)は抵抗あったけど僕にとってやりたいことに直結するメリットもたくさんある。
・信州や伊豆やその他まだ知らない土地にも定期的に仕事で足を運んでその土地を肌で感じられる。
・リゾートバイトの会社なので引き続きたくさんの旅人や夢追い人に出会える。
・ヒトと情報が集まる東京の方が会ってみたい人たちに会いやすいしもっとさまざまな考えや価値観に触れやすい。
でもなにより、社内で一番信頼している人たちが僕を必要としてくれていた、というのが一番の決め手だったかも。
なんにしても、
会社を使わせてもらってやりたいことへの勉強と経験と準備ができるなんて本当にありがたい。
しっかりと全力で楽しみます。
チャンスでもある反面、これは僕ら家族にとって大きなチャレンジでもあります。
生活が大きくガラッと変わる、しかも目指す方向とはいったん真逆方向に。
でもどこに行っても何をしても僕ら家族が大事にしたいことは変わらないので大丈夫、きっと。
がんばろー。
会社に残る、ということで「甘えてる」「本気になりきれていない」と思われるかもしれないけど、自分では全くそうは思っていなくて、家族も巻き込んで本気になって覚悟を決めたからこそ、この新しい視点と可能性が出てきたと思ってる。
にしてもまさか東京に行くなんて夢にも思わなかった。
むしろ絶対にイヤだと思っていたのに…。
「もうええわ、好きなようにしよう!」
「上の目まわりの目気にせず好きなようにやろう!」
そう振り切って本気で動いて本気で考えていたこうなりました。笑
いまとてもワクワクしています。
そして数年後もっとワクワクして戻ってきます。たぶん。
今回、辞める・地方リモートワーク・東京と考えを巡らせてきた中で本当にたくさんの人たちに色んな言葉をかけてもらいました。
背中を押してくれる人、本気で反対してくれる人、ゆるーい言葉をくれた人、皆さん全員にありがとうを言いたいです。
自分のやりたいこと今まで以上にやっていくけど、会社が組織が僕に望んでくれていることにも全力でこたえていく決意でございまする。
皆さん本当にありがとうございます。
これからもますますよろしくお願いします。
やりたい
やりたいことがたくさんある。
・野菜をもっと作りたい。
・お米も作りたい。
・魚や山菜を採りたい。(獲りたい)
・たくさんの子供たちと遊びたい。
・仲間たちとまた音楽で共鳴したい。
・自然ガイド、登山ガイドの資格を取りたい。
・自然の中で自然のと寄り添って暮らしていく力を身に付けたい
・旅をして色んな人と出会いたい。
・誰かの人生の何かのきっかけになれるような存在になりたい。
・僕を救ってくれたあの人にありがとうと一言でいいのでお礼を言いたい。
やりたいことはやるべき。
それが大きくても小さくても、大胆にでも少しづつでも、ぶれずに心と体を揺らし続けていけばいい。
揺れは増幅して他を巻き込んでさらに増幅していつかきっと大きなうねりに成長する。
やりたい。
やりたいやりたい。
やります。
誰のため
僕らが日々やっている仕事。
誰に喜ばれたくてやっているか、誰が何において喜ぶのか、そしてそれが結果として自分も喜ぶのか、幸せを感じられるのか、それを大事にしたい。
上司の喜ぶことをやるのも大事だろうけど、僕は会社員である前に一個人である。
一個人として誰に喜ばれたいか、誰に何を届けたいか、誰と幸せを感じたいかを大事にし続けたい。
忖度
もみ消し
保身
権力
派閥
そんなものは本当にくだらない。
けど、それを重視する人たちの(せざるを得ないという判断と行動をする人たちの)気持ちや状況もわからないことはないつもり。
それを踏まえたうえであらためて思う、本当にくだらない、と。
会社人間もお役人も政治家も、いったい誰のため誰にに向かって誰が幸せになる(得をする)仕事をしているんだろう。
自由に、自分に正直に、自分の力で誰かに喜びを与え共有できる、そんな一個人になりたい。
■
その後、今の状況を少し。
いまの仕事を離れて暮らしかたをシフトしていこうと思いきった結果、
思いもしなかった方向に進む可能性が出てきた。
「例えば長野県、そういう地方に移り住んで新しい働き方をしてみないか?」
と、上司(お偉いさん)からまさかの新しい提案が。
ありがたいことに、退職を強く引き止めてくれていて、さらに僕の想いや大事にしたいものと目指したい暮らしかたを尊重し、それに合った新しい働き方と制度を作ってくれようと動いてくれているよう。
・地方でリモートワーク。
・僕が移住や田舎暮らしのモデルケースとなり情報発信。
それを一緒に仕掛けていこう。
というようなこと。
長野に支店などはなく、まずは自宅(長野に引っ越して)かシェアオフィスなどでの仕事となる予定。
基本的な仕事内容は今までとほぼ同じで、リゾートホテルや温泉旅館やスキー場などとのお仕事。
それと並行して、地方で暮らす・移住・地方の魅力発信・ゲストハウスなどにも関わっていき、同じ気持ちを持った若者のチャレンジをサポートしていく。
この話が実現するかわからないけど、実現できたらとても面白いしありがたい。
実現したら、長野で数年間、人にも自然にも全力で向き合って勉強しよと思ってます。
山にも近いしね。やったね。笑
自分でイチから作っていこうと覚悟を決めたし、離れようと思った会社の力を借りるのは複雑な気持ちもある。
でも、8年間の社歴と実績と持ち続けてきた想いを汲んでくれのなら、何よりもまだ僕を必要としてくれているならそれにも全力で応えたい。
会社とやっているサービスと企業理念は昔も今も変わらず大好きなのです。
強い想いを持って
自分と家族と仲間を信じて
今できることを自分サイズであっても全力で
そんな風に過ごしていれば新しい道とご縁が自然と広がっていくんだな…
ということを感じている嬉し楽しのこの1.2年です。
山も野菜も、自然ってほんと良いなー。
伝えた。
先週の金曜日、退職の意向を伝えた。
年内で、いや、できたら8月末で。
ほんと言うともっと早くが良いんやけど、まぁ無理は言えないし。
なんか突然やった。
2年くらい迷いながら過ごしてきたのに、ふわぁーっと「あ、もう言おう。」と思いそれからはなんのためらいも迷いもなかった。
きっかけはたぶん色々。
仲間の子供の難病のこと、近所での産廃炉建設計画、上司たちの異動、それに伴う組織のひずみとイヤな部分、家族と自分の体調不良と欠勤、それらが重なってなんかふわぁーってなって「あ、今だ。」と。
すっきり。
ほんとになんかすっきり。
不安は少しあるけど迷いも後悔もない。
やりたいことに向かっていけることにワクワク。
やらないといけないこと多すぎるけどワクワク。
5年前から一つの目標と区切りとして考えていた35歳。
僕は「株式会社○○の佐○」である前にいつもきちんと「佐○○二」でありたい、ずっとそう思って過ごしてきた。
変わるべきところはどんどん変わりつつも、芯としての「佐○○二」は絶対に無くしたくない。
8年ちょいお世話になっている今の会社。
果たして自分は進化と深化ができていたのか、その真価がこれから問われるのかな。(うまく言った。笑)
ところで、子供との山歩きはとても良い。
本当に良い。
木、土、風、水、鳥、虫。
子供たちの本当に生き生きととした表情を見ると全てがすーっとおさまりそして繋がる。
子供たちと自然は僕の先生。
元気に笑ってくれる子供たちと僕らを包み込んでくれる自然に感謝。
※写真3.4枚目は今いちばん訪れたい岡山のゲストハウス「eleven village」さん。