アラビアンナイト
この時期になると毎年思い出す。
というか、いろんなことを思い返す。
突然死んでしまった彼のことを。
四人がみなお互いに一生の付き合いだと思っていたはず。
おっさんになっても一緒にやってるやろうな、と話した。
嫁さんや子供が出来てもやっていたい、家族も巻き込んでみんなで楽しんでいたい。
そう思っていたのに。
なんで突然死んでしまったんやろか。
前夜もいつものように普通にネットで会っていたのに。
今でも信じられないしピンとこない。
家族とも親友とも違う、でも唯一無二の存在の四人。
いろんな思いを音にのせて、リズムにのせて、魂をのせたロックンロール。
彼らにたくさん救ってもらったのに、俺はなにもできなかった。
もう少し、もう少しだけ、自分以外の人も大事にできていたら良かったのに。
本当にごめん。
でも、本当にありがとう。
俺この曲ほんまに好きやわ。あついよな。
って言ってくれたことは絶対に忘れない。
生きていてほしかったな。
またいつか一緒にやろう。
ゲストハウスをやる
もっと身近なゲストハウス。
たくさんの出会いをつなぐゲストハウス。
やりたくて会社に企画書を出したけど、まだまだ色々とわからないこと難しいことだらけ。
物件、費用、運営ノウハウ、それらは調べるだけでは情報が全く足りないのでもっと足と情熱を使わなくては。
会いたい人がたくさんいるので会いに行く。
想いとワクワクはちゃんとある。
ゲストハウス、実現するために動いていきます。
35歳
35歳。
結婚をして30歳を迎えた時にイメージしていた自分の35歳。
自分の大切な人やコトを守り大事にしていくために、35歳には仕事において次のステージ・フィールドに進んでいたい。
35歳、どうだろうか。
仕事をするために生きているわけではなく
出世するために仕事しているわけでもなく
お金を頂くために仕事をするわけでもない。
「幸せだなぁ」と家族と一緒に感じながら生きていくために働いている。
それにはそれなりのお金は必要だけど、
もしかしたら役職や立場も必要なのかもしれないけど、
気付かぬうちに逆転してしまわないようにと毎日考える。
仕事は「我慢すること」でありたくない。
人生を、日々を、自分を、家族をより彩ってくれるものでありたい。
子供たちに「働くことは素晴らしい」と胸を張って伝えたい。
いや、伝えなくとも自然と感じてもらえる、そんな父親になりたい。
今やりたいこと。
それは現状にすがりつくことではなく
すがりつく術を見つけることでもなく
不平不満を募らせることでもない。
変わっていく環境を受け入れながら
多種多様な生き方や価値観があることを実感できることを有難いと思いながら
その中で自分が変わらず彩りを放てるあり方を探すこと。
そして、もし難しそうなら躊躇なく別のフィールドを探そう。
いや、新しいフィールドを自分たちで作りたい。
まずは企画書を仕上げるぞ。
忘れないように。
思うこと感じること残していこうと思います。